愛犬のボーダーコリーのジェイク。テンションが上がると、なぜか喉元に甘噛みをしてきます。ぼくは喉元に噛まれる経験をしたことがいままでありませんでしたが、喉元に甘噛みをされると、ゾクゾクするような笑えるような、なんだかよくわからないような気持ちになります。
ボーダーコリーは、賢い犬種として有名だったりします。
ところがジェイクを飼い始めて思ったことは、お手を教えても、すぐに覚えたわけでもないし、ボール遊びをしていても、そこからだとボールが取れないのに、ずっと同じアプローチでボールを取ろうとしているし、ふだんのちょっとしたこととかでも、「あまり賢くないなーっ」て思うことがおおかったりします。もちろん個体差があるので、ボーダーコリーがすべて賢くないとはもちろん思いません。
リアルな牧羊犬のボーダーコリーだったり、ドッグスポーツが得意なボーダーコリーとかをテレビとかで観ると、あきらかに賢いのがわかったりしますけれど、ふだん会うようなボーダーコリーは、そんなに賢くない子の方が多いような気がします。
ふだん会うようなボーダーコリーは、見た目重視の繁殖をされていることが多いので、内面はあまりボーダーコリーの感じがしないような気がします。牧羊犬とかドッグスポーツをしているボーダーコリーは、性能重視というか、内面重視で繁殖されることがほとんどなので、内面のボーダーコリー感が満載だったりします。シェパードなんかもそういう傾向があって、ドッグショーに出ているシェパードと訓練競技会に出ているシェパードでは、見た目がだいぶ違うことが多かったりします。理想としては、見た目と内面が両方ボーダーコリーらしいのがいいけれど、今の段階では、見た目重視と内面重視がわりとハッキリと分かれているボーダーコリーが多いような気がします。
こうなると、見た目重視と内面重視で掛け合わせていけば、見た目と内面両方兼ね備えた理想的なボーダーコリーになると思われるところだと思います。たしかにそれも一面では正しいことでしょう。でも本当のところは、ぼくはそうではないと思っていたりします。
そもそもボーダーコリーは、もともとは内面重視で繁殖されていて、牧羊犬として使われていたわけですけれど、ドッグショーが開催されるようになり、ドッグショーに出るようになった途端に、牧羊犬の経験をしなくなってくるわけです。そうなると、牧羊犬としての経験が代々薄まっていき、しまいには内面が牧羊犬ではなくなって来てしまうわけです。もし、ボーダーコリーの内面が薄まることがないのであれば、愛犬のジェイクに牧羊犬の素質が残っていなければおかしいわけですけれど、現実は、ジェイクにボーダーコリーの素質は残念ながらありません。
ここから重要なはなしになっていきますけれど、犬の性格などの内面は、親犬から仔犬に遺伝していくとふつうに思われていますけれど、それってどういうことなのかと言いますと、親犬がどういう育てられ方をされて、どういう経験をしてきたのかが、代々遺伝していくと言うことだったりします。だから、ブリーダーは、親犬をどう育てるのか、いろんな経験をさせることができるのかが、とても重要になってきます。これが見た目だけだったら、見た目がいい犬同士を掛け合わせればすむことですけれど、内面はそういうわけにはいかなかったりします。内面は育てなければいけないわけです。
シェパードは、ドッグショーに出ている子でも、ちゃんと訓練されていることが多いので、見た目も内面もシェパード感がある子が多いような気がするし、ぼくはむかしシェパードを飼っていたことがありますけれど、とてもシェパード感がありました。
ジェイクを飼ってみて思ったことは、内面がボーダーコリーではないような感じがするし、内面って誤魔化しがきかないものだなと、そんなことをあらためて思ったりしました。
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