犬を飼うっていっても、仔犬を飼いはじめる場合もあれば成犬を飼いはじめる場合もあるし、ブリーダーやペットショップで犬を買う場合もあれば保護犬を飼いはじめる場合もあるし、わりといろんなパターンがあったりします。だけど、どんなパターンで犬を飼い始めたとしても、毎年の恒例行事みたいなことを毎年こなさなくてはいけないことがあります。
犬を飼うと毎年やらなくてはいけないことのひとつめは、狂犬病予防接種です。
今の日本には狂犬病のウィルスが無いので、狂犬病の予防接種をしなくても狂犬病になることはないのですが、狂犬病のウィルスがもし日本に入ってきてしまった場合に狂犬病の予防接種をしてあれば、狂犬病が蔓延することがないので、そういう意味合いだと思いますけれど、一年に一回狂犬病の予防接種をすることが法律で決まっていたりします。だから、狂犬病の注射をして狂犬病の予防接種をしたという証明を役所に提出すると、注射済票が交付されるわけです。
毎年やることではないけれど、役所関係で言うと、犬を飼い始めたときに役所に登録しなくてはいけなくなるのですが、役所で登録したときに交付されるのが犬の鑑札だったりします。犬の鑑札はいちおう義務としていつも犬に付けてなくてはいけないことになっているけれど、今は、仔犬を売る場合にはマイクロチップの装着が義務になっているので、マイクロチップが装着されていれば犬の鑑札を付けてなくてもよかったような気がするけれど、法律がちょくちょく変わっているので、実際はどうなっているのかちょっとわかりません。
役所への登録は一度やればいいけれど、でも、役所の管轄外へ引っ越ししたり、飼い主が変わったりしたら、そのたびにその役所で届け出をしなければいけなかったりします。
犬を飼うと毎年やらなくてはいけないことのふたつめは、混合ワクチンの接種です。狂犬病と違い、混合ワクチンで予防出来る病気のウィルスは日本にもあるので、病気予防としては、狂犬病予防接種よりも混合ワクチンの接種のほうが重要のような気がします。
仔犬のときに混合ワクチンを接種すれば一生混合ワクチンを接種しなくてもいいと勘違いされている飼い主さんが時々いたりしますけれど、混合ワクチンは、一年に一回毎年接種する動物病院が多かったりします。最近だと、抗体価検査をして、その結果をみてから混合ワクチンを接種するかどうかを決める動物病院も増えてきたけれど、結局のところ、抗体価があればいいわけです。
混合ワクチンについては、細かく言えばいろいろと言えるところだけど、大雑把に言えばこんなところです。
犬を飼うと毎年やらなくてはいけないことのみっつめは、フィラリアの予防薬の投与です。
フィラリアって言うのは、大雑把に言うと、蚊から感染する寄生虫のことなのですが、蚊が発生している季節だけ月に一回投与するパターンが多いと思います。細かくいうといろいろと言えるところだと思うので、細かいことは動物病院に直接聞いていただくのがいいと思います。
犬を飼うと毎年やらなくてはいけないことは、「狂犬病の予防接種」「混合ワクチンの接種」「フィラリアの予防薬の投与」、このみっつです。あとは、ノミやダニの予防とかもあるし、ほかにもなにかあったかもしれないけれど、狂犬病の予防接種と、混合ワクチンの接種と、フィラリア予防薬の投与、このみっつは必須だと思ってもらえればいいと思います。
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