7月14日読了時間: 3分

心の輪ゴム

ゴールデンレトリーバーのボーノくん。ちょっと小心者だけど、とても穏やかです。味わい深い雰囲気しているボーノくんです。

小心者って、だいたい生まれながらだったりします。飼われ方によって小心者になっていくことはほとんどありません。

小心者って、読んで字の如く、心が小さいわけですけれど、心を大きくしていきたいのであれば、心が大きくなっていくように飼っていくことになります。

たとえば、小さい輪ゴムを指で伸ばせば大きくなります。だけど、指を離すと元どおりの大きさに戻っていきます。心も同じようなもので、嫌がるようなことでも、ストレッチするように耐えさせていくと、その事に徐々に慣れていきます。だけど、ストレッチをやめると、徐々にもとの大きさの心に戻っていきます。YouTuberで犬のしつけの動画がたくさんありますけれど、それぞれいろんな説明のされかたをされてますが、やっていることはこういうことだったりします。

そのことに関連することですけれど、今の時期はペットホテルの問い合わせがおおいのですが、最近は、家庭だけで愛犬をシャンプーをしている飼い主さんがわりといるわけですけれど、トリミングのお店を利用しないで家庭だけでシャンプーをしていると、そのワンちゃんは「預けられる」という輪ゴムのストレッチをしてないことになるので、そのワンちゃんはペットホテルで預けられるように育っていない可能性があったりします。もちろん、生まれ持っての心の輪ゴムの大きさが大きければ、ストレッチしなくても、ペットホテルでお預かりができるようになっていることもあるけれど、だけど、心の輪ゴムの大きさを確認するには、そのワンちゃんに直接会ってみないとわからなかったりします。当店の場合は、旅行でこちらにお越し頂いたワンちゃんをお預かりすることが多いのですが、そういう場合は事前にワンちゃんと会えるわけではないので、事前に会えなくても、ペットホテルで預かれるように育っているかどうかのいくつかの判断基準があったりします。その判断基準のひとつが、トリミングのお店を定期的に利用しているかどうかです。トリミングのお店を利用している時点で、そのワンちゃんは預けれられているので、ペットホテルでお預かりができるように育っていることがおおかったりします。だからトイプードルとかは、ペットホテルでお預かりしやすいところがあります。

今までたくさんのワンちゃんをお預かりしてきて、いろんな経験をしてきましたけれど、ご予約のときの電話がちょっとおかしいな？　と思っていたら、実際に会ってみたら咬むワンちゃんで、攻撃的すぎて触ることすらできないこともありました。せめて、事前に咬むって言ってほしかったです。

そんなわけで、ペットホテルをご利用する場合は、ペットホテルでお預かりが出来るように愛犬を育てるようにしてください。犬は育てるものです。