11月3日読了時間: 3分

スタンダードプードルの毛玉事情

スタンダードプードルのマクレーンくん。とても元気なおとこのこ。あかるくてハイテンション気味のマクレーンくんです。

マクレーンくんは、5ミリのバリカンで体をカットしたマイアミクリップに、頭の毛を結んだトップノットを組み合わせたスタイルです。

SNSとかでは、全身の毛をある程度長めにしてあるスタンダードプードルを見かけますが、毛をある程度長めにしているとすぐに毛玉になってしまいます。もし僕がスタンダードプードルを飼っていて、毛をある程度長めにしているとしたら、1週間に1回シャンプーをして、毛を乾かしながら毛玉を解かすようにします。毛をある程度長めにしている場合だと、シャンプーが30分くらいで、毛玉のひどさによるところもありますけれど、毛を乾かしながら毛玉を解かすのがだいたい2時間半くらいかかったとして、トータルで3時間くらいかかるはずです。トリマーがやってもこのくらいの時間がかかるので、一般の飼い主さんが同じことをやるのは技術的にほぼ無理のはずです。

最近はスタンダードプードルを飼っている方が増えたし、自宅でシャンプーをしている飼い主さんもいるけれど、毛は汚れてなくて綺麗だけど、でも、毛玉がすごいことになっていることが多いし、しかも、毛玉がすごいことになっていることに気がついてなかったりします。毛玉があるっていうことを飼い主さんにわからせてあげるのがなぜかとても難しくって、ほとんどのトリマーが「どうすればわかってもらえるのだろうか？」ってきっと悩んでいるはずです。

ちなみにマクレーンくんは、以前、ペットコンチのスタイルになっていて毛がある程度長めだったのですが、それでも毛玉がある状態で来たことは一度もありませんでした。ふだん一生懸命にブラッシングをしないと毛玉がない状態を維持できないので、「すごいよなー」って思っていました。

スタンダードプードルは毛玉になるのが普通の犬種なので、毛玉になるのはしょうがないけれど、それでもなるべく毛玉だらけにならないようにブラッシングをまめにしてあげたいところです。