こいぬのこころの育て方

フレンチブルドッグのまるくん。まだ１才になっていないまるくん。体は大人っぽくなったけれど、まだまだお子さまのまるくんです。

今も載っているのかどうかわかりませんけれど、雑誌に、「諦めるな！　２４才までは背が伸びる！！」っていうような広告がむかしよく載ってましたが、サプリメントの広告なのかなんの広告なのかよく覚えてませんし、２４才まで背が伸びるのかどうかはわからないけれど、大雑把に言って、２０才くらいまでは体は生長していくような気もします。単純に言ってしまうのは違うような気がするけれど、いちおう体は食べものによって勝手に生長していくような気がします。

では、こころの成長はどうでしょうか？

２０才以前のことを思い出すと、良いんだか悪いんだかなんなのかよくわからないようなくだらない経験を繰り返していきながら、こころが成長していったようなところがあるし、たぶん、みなさんも、良いんだか悪いんだかなんなのかよくわからないようなくだらない経験を繰り返していきながら、こころが成長していったようなところがきっとあるはずです。もし、良いんだか悪いんだかなんなのかよくわからないようなくだらない経験がほとんどなかったとしたら、こころってそんなに成長しないように思えてなりません。

では、犬のこころの成長はどうでしょうか？

犬のこころも人間と同じで、良いんだか悪いんだかなんなのかよくわからないようなくだらない経験を繰り返していきながら、こころが成長していってます。もし、神経質に過保護に育てすぎて、良いんだか悪いんだかなんなのかよくわからないようなくだらない経験をほとんどしないで成犬になったとしたら、こころの器が小さな犬になりがちなところがあります。

だから、仔犬には、良いんだか悪いんだかなんなのかよくわからないようなくだらない経験を繰り返してたくさん経験させていけばいくほど、こころの器が大きくなっていくし、こころの器が大きければ大きいほど、いつも穏やかでいられたりします。

いつも穏やかでいられるようにするために、仔犬には、良いんだか悪いんだかなんなのかよくわからないようなくだらない経験をたくさん積み上げていくとよかったりします。