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執筆者の写真Eita Kitazawa

アピール

シーズーの小太朗くん。とても元気なおとこのこ。活発でわんぱくな小太朗くんです。


当店の裏に川があるのですが、ゴミが流れ着いていることが時々あるので、そのゴミをその都度必ず回収しています。このあいだは空のペットボトルが何本も流れ着いていたので回収しに行ったら、車のタイヤも流れ着いているのを見つけました。車のタイヤを回収するのは大変なので、とりあえずペットボトルだけ回収しましたが、車のタイヤをそのまま放置しておくと環境に悪いし心苦しく思います。近いうちにタイヤを回収しようと思います。「自然を綺麗に保ちたい環境にやさしいこんな僕って素敵でしょ」って言われたとしたら、承認欲求強めだねって思うところかもしれません。自然を綺麗に保つことが目的というよりは、ゴミを拾う自分は素敵だとアピールするのが目的になっているわけです。


小太朗くんは保護犬ではないけれど、最近では保護犬を飼う方が増えました。良くも悪くも保護犬を飼うことがブームになってしまったような気がします。


当店のお客さまのなかにはいないのですが、保護犬を飼っているアピールをしすぎている飼い主さんがいます。アピールしすぎると、保護犬を飼うことが目的ではなく、「保護犬を飼っているわたしって素敵でしょ」って思われたい承認欲求強めの人に思えてしまいます。むしろ逆のアピールになってしまっているわけです。


承認欲求は誰にでもあるし、行き過ぎなければ悪いものではないので、上手にアピールしたいところです。上手にアピールするにはどうすればいいのかというと、聞かれたときにだけ保護犬だと伝えるていどの必要最低限で伝えるのが一番アピール度が高いような気がします。保護犬だと言いふらさないくらいがちょうどいいです。そのくらいが「素敵だな」って思われやすいところだと思います。ゴミを拾うのも、聞かれてもないのにゴミ拾いをしていると言うよりは、聞かれたときにだけゴミ拾いしているって言った方が「素敵だな」って思われやすいのだと思います。


川のゴミを拾うのは、好きでやっているわけではなく、しょうがないから拾っています。タイヤが流れ着いているのは今のところ見て見ぬふりをしていますが、めんどくさいけれど回収しなくてはいけないかもしれません。保護犬を飼いたいと思っていないのに、それでも保護犬を飼う人って、本当に保護犬のために保護犬を飼っているんだなって思うけれど、ゴミ拾いもそれに近いところがあります。っていうアピールのしかたはいやらしさがあるから、こういうのも気をつけた方がいいかもしれません。



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